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西部警察 PART3 ストーリーリスト

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第1話 強行着陸!!

放送日:1983.04.03

監督:小澤啓一 脚本:日暮 裕一・宮田 雪

城西デパートの岡崎社長(根上)の娘・かおり(西)が誘拐され、張り込みを行う大門軍団だったが、かおりを乗せた犯人の車が追跡中に突然タイヤをパンクさせ、コントロールを失って崖から転落した! 結果、爆発炎上して二人の犯人とかおりが命を落とした。沖田は犯人の車が崖から落ちる際に大口径ライフルの銃声を耳にしていたが、現場から銃弾が出てこない。炸裂弾が使われている可能性もあり、弾丸は残らないという懸念が生まれる。狙撃手の正体と目的は……? 新聞が大門軍団の不祥事と書き立てる中、黒幕を追う捜査の中でプロの殺し屋・五十嵐(内田)という男が浮かび上がり別件逮捕したところ……。

西部警察 PART3 第1話

第2話 護送

放送日:1983.04.10

監督:小澤啓一 脚本:柏原寛司

銀行強盗犯の三沢(森)を逮捕した沖田と鳩村。盗まれた金は全部戻ってきた。残るは共犯者の横井(遠山)と野山ユミ(野平)の逮捕だ。ユミの逮捕に成功する沖田と鳩村だったが、謎の男たちが襲いかかってきて、3人の逃避行が始まる。一方、帰りの遅い沖田たちを心配しつつ事件を洗い直していると、三沢たちが銀行を襲った際に、商事会社の社長・小坂(原田)の貸金庫から何かを持ち出したらしいことが判る。その小坂は、本庁が宝石密輸の疑いで内偵していた男であったため、貸金庫室に入ったユミが密輸された宝石を持ち逃げしたのではないかと大門は推測する。

西部警察 PART3 第2話

第3話 暴走!幻のシルクロード

放送日:1983.04.24

監督:宮越 澄 脚本:新井 光

スクラップ工場の廃車から、3人の男の死体と高純度のヘロインが発見された。殺された三人は、レーサー堀田のメカニックを務めていたことがわかる。堀田によれば、三人は車を盗んで売り飛ばしていたらしい。やがて、高純度のヘロインを売りたがっている男がいるという情報が入る。その男とは、なんと堀田だった。

西部警察 PART3 第3話

第4話 兄妹

放送日:1983.05.01

監督:宮越 澄 脚本:大野武雄

刑事部屋では、沖田と明子が最近いい感じだともっぱらのうわさ。と、鳩村の情報屋から30丁の拳銃とその弾薬の密売ネタがもたらされ、逮捕に向かうが、まんまと犯人に逃げられてしまった。捜査の結果、犯人の末松(片桐)と山田(庄司)は運び屋で、黒幕が背後にいることが判る。末松を捕まえ、山田はブラジルへ高飛びしたことを突き止めるが、その黒幕であり末松の義兄の泉(田中)は、拳銃の在りかを知る末松を釈放させるために明子を誘拐した。泉はその模様を撮影したビデオテープを大門に送り付け、末松釈放の要求をしてくる。その事実を大門はひとりで抱え込むが……。

西部警察 PART3 第4話

第5話 生命果つるとも

放送日:1983.05.08

監督:澤田幸弘 脚本:宮下潤一(現・宮下隼一)・武田和也

人質を取っていきり立つ犯人に、命の大切さを真摯に説き、逮捕することに成功する沖田。その姿に南も大絶賛。しかし、沖田が西部署に来て1年、大門と木暮は沖田に迫り来る病魔を思い、やり切れない想いでいた。バースデイ・プレゼントを渡しパーティーをしようという明子に応えることもできず、ひとり最後の誕生日かとつぶやく沖田に無言電話がかかってくる。翌朝、沖田の情報屋だった男が死体となって発見された。そして、その死体には爆弾が仕掛けられおり、沖田の誘導も虚しく警官が二名死亡した。犯人を追い詰めるべく捜査を続ける沖田の体に、徐々に異変が現れ始める……。

西部警察 PART3 第5話

第6話 沖田刑事・絶唱!

放送日:1983.05.15

監督:澤田幸弘 脚本:大野武雄

沖田の体は刻一刻と病魔に侵されていった。自覚症状が強くなっていく中、銀行強盗事件が起き、逮捕には成功するものの沖田の病状は大門、そして木暮も知るところとなる。あと数日の命だと悟った二人は、沖田の命ある内にこの事件解決をさせたいと願う。事件に使われたAK-47突撃銃=カラシニコフは、犯人たちがトラックから盗んだものだと判り、その残りの銃を積んだトラックを追う捜査が始まった。鳩村の情報屋から銀竜興業が銃の取引を行おうとしていることが判明し、現場を押さえようとするが、突然沖田が動けなくなり犯人の逃走を許してしまう。果たして沖田の命が尽きるまでに事件は解決できるのか!?

西部警察 PART3 第6話

第7話 "大将"がやってきた!

放送日:1983.05.22

監督:村川 透 脚本:宮田 雪

宝石の密輸組織をあぶり出すために、鳩村が組織のバーにバーテンダーとして潜入し、捜査を開始。組織に取引を持ってきた山田と名乗る小売り店のバイヤーの写真を見た大門は、10年前に因縁のあった山県という元ボクサーではないかと気付き、調査を命じた。すると山県は、木暮が大門軍団に配属させた新任刑事であることが判る。山県は大門への手みやげに、組織のボスを捕えようと画策し、接触していたのだ。お互いの事情を知った鳩村と山県は、東邦美術館の"マリアの宝冠"を盗み出すべく組織と行動を共にし、機転を利かせた二人によってその目的が大門に伝わった。果たして作戦は成功するのか……?

西部警察 PART3 第7話

第8話 1983,西部署配属―五代 純―

放送日:1983.06.05

監督:渡辺拓也 脚本:峯尾基三

破天荒な山県に続き、またひとり新人が配属されるという。その新人刑事・五代は、出動した鳩村たちを尻目に、自前のパトカー"SUNDAY"を駆り郵便局強盗犯の米倉(草薙)を逮捕した。取り調べていると、現金輸送車が襲われるというネタと引き替えに、米倉は減刑を求めるが五代は突っぱねた。そして、その言葉通り事件が起きる。南は一本気な五代を諭し、米倉から襲撃犯が根来(吉沢)という男だと聞き出し、大門は五代の単独捜査とSUNDAYの使用を禁止した。しかし、ネタを売りにきた情報屋から得た情報を頼りに単独捜査に出た五代は、人質の子供を盾にされ、自分も捕らえられてしまい……。

西部警察 PART3 第8話

第9話 白銀に消えた超合金X!―福島・前篇―

放送日:1983.06.12

監督:小澤啓一 脚本:永原秀一

東都工業大学の研究室から重要な金属物質が盗まれたと匿名の電話が入る。しかし、大学側は知らぬ存ぜぬで要領を得ない。どうやら本庁が陰で動き、箝口令を敷いたらしい。警察学校同期の結婚披露宴のため会津にいた山県は、物理学者の大谷(下條)が何者かに拉致される現場に遭遇する。一方、東京では運河から東都工大の中山助教授の射殺体が引き上げられた。中山の自宅からは500万円の大金と謎の地図が発見されるが、遺体を本庁が持ち去ってしまう。木暮と大門は、毎朝新聞科学部の高木(外山)から、盗まれた夢の金属物質"メルカロイX"についてのレクチャーを受ける。開発者は誘拐された大谷だった。

西部警察 PART3 第9話

第10話 雪の会津山岳決戦!―福島・後篇―

放送日:1983.06.19

監督:小澤啓一 脚本:新井 光

死の商人・ジェームス商会にメルカロイXと大谷を渡そうとしている組織と大門軍団の戦いは続く。白川でメルカロイXを積んだトラックを追跡し、組織の戦闘部隊と再び戦闘になるが、それは組織の陽動作戦だった。そして、ジェームス商会のものと思われる謎の潜水艦が行動を開始し、検問では南と五代が組織の一団を観光バス内で発見。五代が乗り込んでメルカロイXの捜索にあたる。そしてバスに積まれていることが判るが、容器のひとつが破損して爆発。逃げ遅れた五代は負傷する。大門たちは五代が運び込まれた病院で合流し、敵のアジトは日中ダムだと目星を付けるが、そこは組織の手で既に要塞化されていた!

西部警察 PART3 第10話

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第11話 狙撃

放送日:1983.06.26

監督:村川 透 脚本:柏原寛司

金融会社社長の中村が狙撃されて死亡した。犯人として太田という男が浮かぶが、逃げられてしまう。死んだ中村は、元総会屋・西岡とグルになって、資金繰りに苦しむ会社を食いものにしていた。太田もその犠牲者だった。太田は、西岡の一人娘を誘拐するが、当の西岡は、娘を犠牲にしても自分は助かろうとする。

西部警察 PART3 第11話

第12話 二人だけの戦争

放送日:1983.07.03

監督:渡辺拓也 脚本:宮下潤一

二人を殺し、1億円の保険金をだましとった神崎が、二人の共犯者がいたことを自供。しかし、その共犯者は何者かによって殺害されてしまう。実は、捜査の情報が、五代刑事から准看護婦の夏川いずみへもれていたのだ。このいずみ、腹違いの兄とともに、神崎に殺された父の復讐をしようとしていた……。

西部警察 PART3 第12話

第13話 追跡!1825日

放送日:1983.07.10

監督:澤田幸弘 脚本:新井 光

銀行強盗犯に奪われた南刑事の拳銃が、ダイナマイト強奪事件に使われる。警察の拳銃が使われたことはマスコミに秘密にされたが、犯人が新聞社にこのことをしゃべってしまった。そして南は、拳銃を返すという犯人・高坂に呼び出され、捕まってしまう。高坂は、ダイナマイトを使って、銀行から金を奪う計画だった。

西部警察 PART3 第13話

第14話 マシンZ・白昼の対決

放送日:1983.07.17

監督:澤田幸弘 脚本:日暮裕一・新井 光

西海銀行の現金輸送車が襲われた。この前にも二件同じ手口で襲われており、犯人はマシンガンを使用し、 フェアレディZに乗って犯行に及んでいた。軍団は手分けして現金輸送車に張り付くが、山県と五代が警護するルートにマシンガンを装備した本物そっくりのニセ"スーパーZ"が現れた! 二人はその後を追うが、圧倒的なマシンの性能とドライビング・テクニックにより逃げられてしまう。 スーパーZの設計図は本庁のコンピューターでしか閲覧できない。どうやって犯人はその設計図を手に入れたのだろうか? 西部署の懸命な捜査の末、かつて大門が逮捕した深町(長塚)という男が主犯であることが判り……。

西部警察 PART3 第14話

第15話 若き獅子

放送日:1983.07.24

監督:荻原 達 脚本:永原秀一

五代のボクシングデビュー戦はKO勝利を収めた。この試合は、元ボクサーから送られてきた告発テープを元に、ヤクザ系の総会屋・高見沢(川合)の一味に五代を潜入させるための餌だった。彼らは若いボクサーを仲間に引き入れては、高見沢が亡き者にしたい人物を殺させ利益を上げていた。大門の計画通りさっそく高見沢が五代に接触してきた。告発テープの指示通り、酒と女と博打に明け暮れる毎日を演じる五代に、高見沢がついに仕事を依頼してきた。しかし、これまでのものよりも明らかにスケールの小さな案件だった。しかも、ターゲットが判らぬまま、高見沢たちが姿を消してしまう。

西部警察 PART3 第15話

第16話 大門軍団フォーメーション

放送日:1983.08.21

監督:荻原 達 脚本:新井 光・日暮裕一

平和な日常が続く中、大門軍団では新しく配属されるニューマシンを交えたフォーメーション案作りに花が咲く。木暮の発案で最新科学の粋を集めた"スカイラインRSターボ"2台が新たに大門軍団に配備され、マシンRSは3台になった。そんな折、3台のオートバイに乗った男たちが、派出所やパトカーに火を放ち警官を殺害。そして、あるクレーン作業員が殺害されたことで、山県は過去の事件で追跡中に事故死した自動車窃盗犯の兄・小川(市川)のことを思い出す。小川は仲間内から"皇帝"と呼ばれるニュー・ジプシーで、仲間を呼び集めるとさらに暴れ始めた。果たして真のターゲットは山県なのか?

西部警察 PART3 第16話

第17話 吠えろ!!桜島―鹿児島 篇―

放送日:1983.08.28

監督:小澤啓一 脚本:永原秀一

沖縄の米軍が輸送中の細菌兵器を盗まれた。主犯はロバート・カーソン(ランカスター)という男だった。そんな折、大島紬のデザイナー・松村隆(山本)が刺殺される事件が起き、被害者が現像に出していた写真の中から、カーソンの写った写真が1枚発見される。大門は一味との決戦も視野に入れつつ、まずは同じ日の写真に写っていた女性を割り出すために山県を博多へ向かわせ、残りはフェリーで九州に乗り込ませた。山県は女性が被害者の婚約者で、大島紬の織工・岸田里子(好井)であることを掴むが、組織は1000万ドルで細菌兵器を買い取れと、日本政府に脅迫電話をかけてきた。そして大門軍団も鹿児島へ飛ぶ!

西部警察 PART3 第17話

第18話 パニック・博多どんたく―福岡 篇―

放送日:1983.09.04

監督:小澤啓一 脚本:大野武雄

津川医師(北村)の息子・信彦が誘拐され、大門軍団が捜査を開始する。津川の運転手・荒木(剛)が信彦を連れているものと思われ、荒木の婚約者・清水香(佐藤)がいるという福岡に鳩村と五代を向かわせる。荒木とは別の男の声で身代金1億円の要求があり、居合わせた大門に福岡まで金を持って来るよう指示してきた。一行は福岡で鳩村たちと合流、誘拐犯のアジトを特定して踏み込むが、今一歩のところで逃げられてしまう。誘拐を仕切っているのは村田勇次(藤木)という男と判り、荒木は仕組まれた交通事故で彼の言いなりにさせられている疑いが浮上。身代金の受け渡しは博多どんたくで賑わう繁華街となった!!

西部警察 PART3 第18話

第19話 決戦!燃えよ玄界灘―福岡 篇―

放送日:1983.09.11

監督:小澤啓一 脚本:宮下潤一(現・宮下隼一)

九州での事件を解決し、新聞でも賞賛され意気揚々の大門軍団。そんなとき、男たちに襲われたと助けを求めてきた川村今日子(松本)を救おうとした五代が共に拉致された。五代は今日子を人質に、密輸船の積み荷だった武器や宝石を倉庫から強奪する片棒を担がされる。ところが今日子は組織の協力者だった。本庁から木暮に事件解決の特命が下 造(黒部)と判明。岩城は警察に通報した漁師に報復を果たし、宝石をさばき始めた。さらに銃器を買った者が強盗事件を起こし、岩城が取引を焦っている様子がうかがえた。囚われた五代の安否は!?

西部警察 PART3 第19話

第20話 40億の罠

放送日:1983.09.18

監督:渡辺拓也 脚本:宮田 雪

日本国際銀行に「10億円をデパートの屋上からまけ。さもないと幹部を殺す」との脅迫状が届く。それを無視すると、幹部二人が次々と射殺され、要求はさらに厳しいものになる。やがて狙撃犯・望月が割れるが、何者かに殺されてしまう。望月は、国際銀行の地下に保管される100億円のダイヤのことを言い残して死ぬ。

西部警察 PART3 第20話

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第21話 PM3・消えた1億円

放送日:1983.09.25

監督:渡辺拓也 脚本:杉村のぼる

建設会社社長の娘が誘拐され、犯人は1億円を要求してきた。犯人は、バーテンの江上を現金の運び屋に指定。大門は江上に1億円を持たせ、指定の喫茶店へ行かせる。大門軍団は江上をマークするが、途中でトランクがすり替えられ、1億円は奪われる。大門は、トランクすり替えのトリックを崩そうとする。

西部警察 PART3 第21話

第22話 最上川舟唄

放送日:1983.10.02

監督:村川 透 脚本:永原秀一・那須真知子

モトクロスの大会に向けて練習する白バイ警官の池内(山西)と、その練習に付き合う鳩村。突然その二人をライフルで乱射して襲う男たちが現れた。二人は難を逃れるが、池内は襲われる心当たりはないという。だが、護衛に付いていた平尾たちをまいて、池内は姿を消す。池内のアパートに来ていた妹の厚子(伊佐山)に状況を訊くが要領を得ない。池内は麻薬組織と繋がっており、命を狙ってきた組織のボスである広田(山下)に取引の要求を突きつける一方で、鳩村に連絡を取り、広田を逮捕させようとする。だが鳩村が現場に駆けつけたときには、既に池内は撃たれて虫の息だった……。

西部警察 PART3 第22話

第23話 走る炎!!酒田大追跡―山形 篇―

放送日:1983.10.16

監督:村川 透 脚本:宮下潤一(現・宮下隼一)

亜細亜重工の技師が水銀弾によって射殺された。この弾が日本で使われたのは、7年前に山形県酒田市で現金輸送車が襲われた事件で、犯人の前川良治(千波)は元防衛隊の特殊部隊員であり国外逃亡をしたとみられていた。被害者は3日前に最新鋭ミサイル「MX-83」1基と共に消えた5人の技師のひとりだった。その際、推進剤も奪っているため、国内での使用が目的と見られ、Xデーは近いと踏んだ大門たちだったが、最上川にまたひとり、水銀弾による死体が上がった。前川の背後にヘンリー野口(田中)という黒幕がいるとの情報がもたらされ、大門軍団は全員酒田市へと急行する。

西部警察 PART3 第23話

第24話 誘拐!山形・蔵王ルート―山形 篇―

放送日:1983.10.23

監督:村川 透 脚本:永原秀一・新井 光

銃の密売人の取り調べで、矢島通(中田)という男が、政治家暗殺のテロを企てていることを知る大門たち。誰を狙っているのか見当もつかないが、保守党の小倉幹事長(外野村)が拉致された。木暮の指令で再び山形県に飛ぶ大門軍団。一方、東京に残って捜査を進める南が、犯人の目的は営利誘拐であるとの情報を得てくる。身代金は20億円。幹事長は人工透析が必要な身で、タイムリミットは明日の12時。大門も山形県に向かい、犯人の要求に従いつつ、平尾を幹事長の安否確認へ向かわせた。大門は身代金の受け渡しにタイムリミットを利用してくる矢島の背後に、幹事長のプライベートを知る黒幕の陰を感じ……。

西部警察 PART3 第24話

第25話 長いお別れ

放送日:1983.10.30

監督:村川 透 脚本:柏原寛司

香港マフィアをバックにもつ岡本源三(睦)が覚醒剤を針尾商事や銀竜興業に流さないため、中毒者たちがパニックになっているという。岡本の情婦である小池礼子(中島)に身分を偽った木暮が接触する中、シビレを切らした針尾商事が、岡本の片腕である佐久間(岡崎)に脅しをかけた。佐久間はこれを返り討ちにするが、尾行していた鳩村と山県により、任意同行で引っ張られた。だが、クスリの切れた中毒者たちがあちこちで暴れ始めたため、大門は銀竜興業の社長(長谷川)を逮捕し、針尾商事との取引へ岡本を誘導する作戦を立てる。一方、木暮も礼子から、儲け話があるから組まないかと持ちかけられていた。

西部警察 PART3 第25話

第26話 ぼくらは少年探偵団

放送日:1983.11.06

監督:澤田幸弘 脚本:中村律子

飛び降り自殺をしようとする女性(岡本)を助けた鳩村。その姿を目撃した学校新聞委員の小学生3人が取材に訪れた。事件が起きて颯爽と出動していく鳩村の姿に、子供たちは大興奮。帰り際に少年たちは指名手配犯の矢野昭二(二瓶)を見かけ、鳩村に尾行中だと電話をしてくる。相手にしない鳩村だったが、矢野が凶悪犯であることを知り軍団総出で少年たちの後を追った。しかし、尾行がバレた子供たちは、目印にひとり残したリーダーの弟を除いて矢野に捕まってしまう。その後、矢野から西部署に身代金要求の電話がかかってきた。しかし、逃亡中の男が行う犯行にしては行き当たりばったりな行動に大門は疑問を持つ。

西部警察 PART3 第26話

第27話 銃撃

放送日:1983.11.13

監督:小澤啓一 脚本:柏原寛司・新井 光

総会屋や悪徳サラ金、暴力団の事務所を襲い、殺人と現金強奪をする事件が、たて続けに発生。折しも、女子大生が、あやしい男たちに襲われているところを鳩村が助ける。その際、賊が発射した拳銃弾が、一連の事件のものと同一であることが判明。やがて、捜査線上に浮かんだ男は、元東部署の捜査一係刑事だった。

西部警察 PART3 第27話

第28話 大将と二等兵

放送日:1983.11.20

監督:澤田幸弘 脚本:大野武雄

大将(山県)は西部署に柔道の稽古に来る小学生・鈴木洋介(六浦)を"二等兵"と呼んで可愛がっていた。情報屋のネタで、韓国から運ばれてくる麻薬の運び屋を追っていた鳩村たちは、運び屋の相馬二郎(関川)に気付かれ逃亡を許してしまう。相馬は公園のトイレに麻薬を隠し、職質された警官を撃って逃亡を続けた。麻薬の入っていたカバンが公園で発見されるが中身は空っぽ。捜査の結果、相馬が隠した所を見ていた洋介が中身を取り出した可能性が出てきた。山県は彼の実家のラーメン屋を訪ねるが、はぐらかされてしまう。だが、相馬のバックに志村登(石橋)という右翼系の総会屋が浮かび上がり……。

西部警察 PART3 第28話

第29話 生命尽きても!平尾一兵

放送日:1983.11.27

監督:小澤啓一 脚本:峯尾基三

「国家試験……」という言葉を残して、射殺された国松。大門は、刑務所で印刷されている医師国家試験や司法試験の答案用紙の漏洩ルートがあるのではないかと考える。その黒幕をあぶり出す役を、チョンボ続きの刑事・平尾一兵が買って出る。そして、背後の黒幕は、代議士・黒田であることがわかるが……。

西部警察 PART3 第29話

第30話 謀殺のタイムリミット

放送日:1983.12.04

監督:村川 透 脚本:宮下潤一・武田和也

タンクローリーが強奪された。犯人の武藤は、車が停止すると爆発する風圧爆弾をタンクローリーにとりつける。武藤のねらいは、妹の交通事故死が、本当は拳銃密売組織による殺人であったことを証明するためだった。大門は、拳銃密売ルートを追わせるが、意外にも警視庁特捜部警備・野村が黒幕として浮かぶ……。

西部警察 PART3 第30話
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