第31話 1000万ドルの恋人
放送日:1983.01.16
監督:村川 透 脚本:新井 光・平野靖司
アメリカから送られる現金1000万ドルの輸送を、大門らが担当することになった。たまたまバスジャック事件が起こり、乗り合わせた北条刑事は人質になる。実は、犯人は現金輸送のルートを知ろうと、北条の乗るバスを狙ってジャックしたのだった。もう一人の人質・マリ子は、現金輸送車の運転手の娘だった……。
第32話 狙われたシンデレラ
放送日:1983.01.23
監督:渡辺拓也 脚本:宮田 雪
浜刑事の娘の友人で、モデルのはるみが何者かに爆弾で狙われた。犯人は爆弾魔の辰巳であることがわかったが、その辰巳と情婦は殺される。しかし情婦の持っていた貯金通帳から佐泊という弁護士が浮かんだ。実は、はるみは金融王の孫で、60億の遺産を受け継ぐことになっていた。その遺言執行人が、佐泊だった。
第33話 鑑識ナンバー106
放送日:1983.01.30
監督:渡辺拓也 脚本:峯尾基三
殺された私立探偵の工藤は、15年前警察官を殺し、強盗を働いた河辺の写真を銀行の貸金庫に隠していた。河辺が、工藤にゆすられたために彼を殺した、と大門は判断。ところが、工藤の体内から摘出された証拠の弾丸とともに、鑑識課員の国立の姿が消える。殺された警官は、国立の身代わりだったのだ……。
第34話 トリック・ジャック
放送日:1983.02.06
監督:小澤啓一 脚本:宮下潤一
宝石店社長の娘、永松洋子が誘拐された。洋子は腎不全患者で、一刻も早く救出しないと命が危ない。犯人から連絡が入り、北条刑事が現金を持って指定の喫茶店に行くと、何と銃を持ったシャブ中毒の男が飛び込んできて喫茶店ジャックされてしまった。しかし、この喫茶店ジャックは、犯人たちの芝居だった……。
第35話 娘よ、父は…浜刑事・絶命
放送日:1983.02.13
監督:小澤啓一 脚本:永原秀一
警察官が殺されるという事件が続発する。浜刑事が捜査を始めるが、また警官が撃たれる。浜は、ホシは元警官ではと考え、塚本という男に突き当たる。塚本は、同僚の報告がもとで懲戒免職になった元警官。塚本は、その復讐にのり出したのだ。浜は、塚本を追いつめて行くが、塚本の凶弾に倒れることになる……。
第36話 八丈島から来た刑事
放送日:1983.02.20
監督:澤田幸弘 脚本:峯尾基三
新任の刑事・南が赴任する日、護送車が襲われ、ライフル魔の矢吹が奪われた。が、南刑事と彼を迎えに行った平尾は、一味の一人を逮捕したものの、矢吹ともう一人の襲撃犯は脱出。木暮と大門は、矢吹の射撃の技術を利用して、何者かが殺人を計画していると考えた。そんな中、南刑事の取り調べ方に批判が集まる。
第37話 戦慄のカーニバル・名古屋編
放送日:1983.02.27
監督:村川 透 脚本:峯尾基三
宝石強盗・半沢が捕まるが、西部署の婦警が殺され、「半沢を釈放しろ」と脅迫電話が入る。背後に、名古屋の宝石ブローカーの存在が明らかになり、軍団は名古屋へ。やがて、半沢を長島温泉へ連れてこいとの電話が入る……。全国縦断ロケ第4弾・名古屋編。長島温泉での大群衆の中での捜査シーンが見もの。
第38話 決戦・地獄の要塞 名古屋編
放送日:1983.03.06
監督:村川 透 脚本:西脇英夫
ニセ札が出まわり始めた。作成されたモンタージュ写真の男を追って、鳩村刑事は名古屋へ飛ぶ。ところが、モンタージュ写真の男の娘が、犯人一味に殺される。その後、幼なじみの清水洋子と再会した鳩村は、一味に命を狙われる。実は、ニセ札偽造団の一人を洋子が偶然目撃していたからだ。名古屋ロケ編第二弾。
第39話 謎の亡命者
放送日:1983.03.13
監督:渡辺拓也 脚本:宮田 雪
アルメニヤ国籍のローラ三宅が、何者かに誘拐されそうになる。実は彼女は、アルメニヤの生物学者で、偶然に貴重なウィルスを発見し、某国のスパイにその研究資料を狙われていた。大門は、彼女を誘拐しようとしている一味をいぶり出そうと、ある作戦を思いつくが、沖田刑事が一味に捕まってしまう。
第40話 ペガサスの牙
放送日:1983.03.20
監督:渡辺拓也 脚本:永原秀一
エリートクラスの息子たち3人が次々に自殺した。やがて、3人とも、同じサラ金から金を借りていることが判明。このサラ金は、解散した暴力団の幹部が経営していることがわかった。彼らの手口は、金を貸した後で殺し、その後、借用書を親につきつけて利息でふくらんだ金を脅しとる……というものだった。